本学ではグローバルに活躍できる音楽家を育成するため、海外における音楽の学びの場として、13の大学と国際交流協定を結んでいます。これまでに、ウィーン音楽・演劇大学を始め、カールスルーエ音楽大学、カリフォルニア芸術大学といった欧米の大学の他、国立台湾師範大学などアジアの大学にも多くの学生が留学し、それぞれの音楽の学びを深め、また人間的にも大きな成長を果たし帰ってきます。音楽を学ぶ同じ志を持つ海外の学生との交流は、音楽表現や技術の幅を広げ、グローバルに活躍するための素地を醸成しています。協定校からは、特にアジア圏から作曲を学びに来る学生も多く、互いに刺激し合う音楽的交流が生まれています。
現在はコロナ禍のため、このような留学・交流が難しい状況にあります。2020年度、すでにヨーロッパへの留学が決まっていた学生たちも、渡航することができず、行くことが出来る日を待ちながら日々の練習に励んでいます。
本学では、こうした状況下にあってもより一層グローバル教育に力を入れ、学生たちのグローバルな学びを継続して支援していきます。現在、留学や国際交流などのグローバル教育を更に推進・支援するため「グローバル教育センター」の設置準備を行っています。また、コロナ禍においても海外との教育的交流ができるようオンラインなどを活用した新たな形も研究しています。
このような活動にご賛同いただき、将来のグローバルに活躍できる音楽家の育成支援を応援して下さる皆さまに、「グローバル教育振興基金」へのご協力をお願い致します。
国際交流活動の詳細については下記ホームページをご覧ください。
https://www.kunitachi.ac.jp/introduction/feature/international/index.html